■ 園の願い

 

○ 一人ひとりの存在が尊ばれること

子どもは、単に大人になるための準備段階として在るのではなく、子どもとしての本質的な輝きを生きています。私たちは、子どもを「育て」ようと、多くを要求したり、思い通りにならないと思ったりしてしまいがちですが、まず子どもが存在している事の尊さ、子どもが子どもを生きながら「育っていく」ことが願われています。

○ あらゆる人たちと共に生き、共に育つことができること。

子どもたちは、一人一人が異なる性格や特徴、家族の歴史や育ちの環境などを持ち、それぞれに異なっていて、一人一人が誰にも代えられない価値をもっています。そのような異なる存在がある中で、互いを認め合い、支えあいながら生きていける人に育っていってほしいということが願われています。

 

 

■ 育ってほしい子どもの姿

○ 明るく元気にあいさつのできる子ども

毎日の正しい生活習慣と安心できる環境に支えられた、健康な身体と心をもってほしい

○ 自分の考えをしっかり言える子ども

自分の心やイメージ、発達に応じた認識や、自然・人への鋭敏な感覚が大切にされる中で、その表現が可能となるとともに、柔軟で幅広い思考力と確かな判断力をもってほしい

○ 友達とお互いに助け合える子ども

互いを認め合い、受け入れ、喜びを共にする協調性と、柔和な心をもってほしい

○ いつでもありがとうと言える子ども

自分自身が生まれてきたことを喜べ、自分を支え、また自分とともにある多くの人や物、生命や自然に対して感謝できる謙虚な心をもってほしい

 

 

■ 大切にしたい保育の方法

 

○ 子どもたちの「安心」を優先します。

○ 遊びを中心として、身の回りの「人・もの・こと」を教材に、主体的に総合的に学びます。

○ 言葉や、様々なコミュニケーションによる他者との関わり合いを大事にします。

○ 子どもの敏感な感受性を大事にしながら、それを表現できる力を育みます。

〇一人ひとりを大切にする真宗保育の実践

〇きめ細やかな保育を実現する基準