年少さんの教室前に来客が!
今日は、園長室横の年少さんの教室前にお客さんが来ました。
それは「蛾かな?」と思うような茶色で緩やかな飛び方をしています。子ども達は興味津々。たまたま居合わせた園長が、虫かごの透明な部分を上からかぶせてみました。なんとこれ、バッタでした。
「ショウリョウバッタかな?」
「園長先生!口が赤いよ」
子ども達は口々に様々な気づきを教えてくれます。確かに、ショウリョウバッタのような顔立ちですが、体高がかなり高く、キリギリスのような口をしています。
「どれどれ、園長先生が調べてくるから、教室で待っててね。」
調べてみると、クサキリかクビキリギスと呼ばれるバッタに似ています。今回のバッタは、子ども達が教えてくれた口の周りが赤いということでクビキリギスであることが判明。
「みんなが見つけてくれたバッタのお名前はね、クビキリギスというよ。クサキリにも似てたけど、口が赤いところに違いがあるようだよ。」
子ども達は、「口が赤いの気づいてたよ!」「おれも!」と喜んでその特徴を確認しました。
一般的に子どもの発達的特徴は、3歳ぐらいになるとじっと観察して、その特徴を見出すことが出来るようになるといいますが、こうやって虫に興味をもって、その特徴に気づける子ども達を目の当たりにし、本当にすごいと感心してしまいました。